? FXを始めたきっかけ
FXを始めたきっかけ

私の本職はサラリーマンです。教育業界に勤めており、近年の不況や少子化の影響で生徒さんの数も以前と比較してだいぶ少なくなってしまいました。私が勤めているスクールは、大学生や社会人の生徒さんも多く通われているため、生徒数が少なくなったとしても、会社としての「屋台骨」がぐらつくほどではありません。しかし、それでも社内では「経費削減」が活発になってきており、新入社員の採用を見送るなど、「将来の不安」が社内全体に広がっているという状況なんですね。

もちろん、私が勤めているスクールが実際に倒産することはありませんし、経済的な体力をまだまだ持っているのは誰もが知っているのですが、やはり「将来の不安」というのは「見えない敵」であるため、誰もが慎重に取り組むのは仕方がないことだと思います。

そんな時、あるテレビ番組で「FX取引」のことを特集していました。「外国為替証拠金取引」と呼ばれる「為替取引」で、1990年代後半の規制緩和以降、個人投資家でも手を出しやすくなった資産運用の方法だということを知ったのです。私は「厚生年金」に加入しているため、何事もなくサラリーマンとして勤め続ければ、最低の生活保障程度の年金は将来に支給されるはずです。ところが、「消えた年金」やそれに対する政府の対応は不安を増大させる以外の何物でもありませんし、将来、受給開始年齢が引き上げられたり、受給額が減額されるなど、このようなことが起こらない保証はどこにもありません。

それまで「投資」とは無関係の生活を送ってきた私ですが、FX取引を特集していたテレビ番組を見てから、「将来不安に備える必要がある!」と強く思うようになりました。そして、「少ない資金からでも始められる」というメリットに魅力を感じ、FX取引を始めることにしたのです。

取引開始にあたっては、最初は本当に少ない資金から始めると決めて、「5万円」を自己資金として用意しました。かなり少ない金額なのでちょっと恥ずかしいのですが、「どうせ最初は負けることが多いだろう。まぁ、授業料だと思えば良い。」と考え、「捨てる気持ち」で5万円を入金したのです。また、取引に関しても、「取引感覚」が身に付くまでは「レバレッジ1倍」のままで取引を行っていました。

今から考えると、私がFX取引を始めたきっかけは、「将来的な不安への予防線を作りたかった」ということだったと思います。その時点での実質的な不安はそれほど大きくなかったものの、やがて訪れるであろう大きな不安に、その時点から「予防線」を引いておきたい気持ちが強かったんですね。「今は生活も充実しているから、FX取引は必要ない」と思っている人も多いことでしょう。もちろん、それを悪く言うつもりはありません。始めるか始めないかは、100%個人の自由だと思います。しかし、不安が現実に物になってから行動を開始するよりも、不安が不安のままで止まっている時こそ、行動を起こすタイミングではないでしょうか?

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